こんにちは!
性愛のタロット調律師、村上たかのりです。
さて今回は、OSHOトランスフォーメーションタロットの「Rebirth/Moment to Moment(再誕生/瞬間から瞬間へ)」について解説します。
なお、こちらのカードは「2024年9月の、修門のテーマは」という問いを立てて引いたカードなので、門鑑定で修門の方も参考にしてくだいね。
ではここから、講話の一部を紹介します。
「あなた自身の感じていることが完全に正しいとされていて-しかもあなたが、自分はまったく正しい!と感じている-そのような状況においてすら、それでもなお、これまでにあなたが知ってきたあらゆることを超えている、なにかの可能性に対して開いていなさい。
過去の体験から飛び出して、まったく新しい次元に飛び込みなさい。」
怒りが教えてくれた、本当に大切なこと
先日、母とちょっとしたトラブルがありました。
私たちは家族で自営業をしていて、毎日一緒に仕事をしています。
それだけに、お互いの意見のすれ違いが時々トラブルになります。
今回は母が私に何も言わず、仕事の重要な決定を独断で進めてしまいました。
次の日にそのことを知らされたとき、私は心の中に強い怒りが湧き上がりました。
「なぜひとこと言ってくれなかったのか!」という怒りの奥には、よくよく自問自答してみると「頼りにされていない」という悲しみがありました。
あまりにも感情が高ぶっていたので、今の状況を客観的に視るために、私はOSHO禅タロットを引いてみることにしました。
「母が私に言わずに決めることについて、何を見るべきか?」という問いでリーディングしたのがこちら。
そこに映し出された結果に私は驚きました。
カードが示していたのは「この怒りは、自分らしい人生に変えるチャンスだ」ということです(CHANGE)。
まず今の課題は、私が仕事でキャパオーバー気味であり、一度ペースを落とすべきだということです(SLOWING DOWN)。
次に、この怒りの源泉は、私が幼少期に受けた心の傷が反応していることに気づきました。
それはまるで、荒れ狂う海の波のようで、私を飲み込もうとしています。
しかし私は、海の底にはいつも静けさがあることにも気づいています(SILENCE)。
この深い静寂を思い出すことで、感情の波に飲まれることなく、冷静さを保つことができますね。
OSHOカードは、怒りをクリエイティブなエネルギーに変える方法を私に教えてくれました。
性愛のタロット調律師たかちゃんのひとこと
話をトランスフォーメーションタロット「再誕生/瞬間から瞬間」に戻しましょう。
私たちはいくら瞑想や心の学びを深めたとしても、ときには予想もしない出来事に直面します。
今回のトラブルもその一つですね。
しかし、今回の出来事からの学びは、怒りは視点を変えることで「本当の自分らしさ」を見出すための大切なステップだということです。
例えるなら、カードに描かれている仏陀の妻であるヤショーダラも、何も言わずに出家した仏陀が帰ってきたとき、怒りを爆発させました。
しかし、戻ってきた彼の目を見て、私を置き去りにした夫はもういないと気づき、真実の道を歩み始めこととつながります。
もし、あなたも怒りに直面しているなら、それは新しい世界へのチャンスかもしれません。
荒れ狂う感情の海に飲まれそうになったら、その感情の奥にある静寂を探してみてください。
怒りは、記憶の彼方から私たちに大切なことを教えてくれるメッセージです。