さまざまなクライアントの方と、門鑑定をするときに。
ヒアリングが大切なのは、言うまでもありません。
このような、クライアントのお話を理解し、話し手が前向きな行動が出来るようにサポートすることを「傾聴(けいちょう)」といいます。
ただ、ひと口に傾聴といっても。
何をどうすればいいのか、はじめてだと戸惑ってしまいますよね。
そこで先日、小宮昇さん著の「プロカウンセラーが教えるはじめての傾聴術」を読了しまして。
あらためて傾聴の大切さを、実感しました。
そこで、印象に残ったことをアウトプットします。
本書は、6章から構成されています
さまざまな場面で使える、傾聴を覚えておくと良い点(メリット)から始まり。
心というつかみどころの無いものの、成り立ちを学び。
傾聴をする上での基本的な態度(マインド)や、実践的なスキル。
または話し手の方や、私たちのように傾聴をする者が、実際にヒアリングをする時にお互いがいだく、さまざまな心の動きなどを理解し。
いくつかの事例を踏まえて、悪い対応と、いい対応についての解説がありました。
クライアントの方が、積極的な気づきを得られるように。
お話を聞く側の姿勢やマインド、それとスキルなどが この本を通して知ることができます。
クライアントの方がかかえるお悩みは、千差万別です
言いたくても言えない気持ちやわだかまりは、話し手の言葉だけを聞いていたのでは理解できません。
大事なのは、その言葉の背後にある感情です。
口では伝えきれない本当の気持ち、、、
たとえば、
「このクライアントさんは、どのような気持ちでいるのか?」
「その言葉の奥には、どのような気持ちが込められているのか?」
「なぜ話し手は、このような事を私に話しかけているのか?」を理解することが大切です。
心にお悩みをかかえている方に寄り添うことは、ややもすると、思わぬ温度差が起こってしまいます。
なので、すれ違わないようにするためには、話し手の会話はもちろん。
態度や眼差し、声のトーンや雰囲気などから、感情を見過ごないようにすることが大切です。
ある時は、沈黙が言葉を超えたコミュニケーションにつながる場合もあるでしょう。
特にこのようなセンシティブな感情は、見落としがちなので、気をつけたいところですね。
複恋門(ふくれんもん)鑑定士アキラのひとこと
言葉に込められた奥の感情に寄り添い、共感する力は「共感力」といえます。
心にわだかまりを抱えた人の多くは、自分のことを打ち明けるのが苦手な方が多いです。
ときには「Osho禅タロットカード」などを用いて、言葉のずっと奥にある 言いたくても言えない気持ちにアクセスしながら。
「こういう気持ちを伝えたかったのではないだろうか?」や、
「こうな風に感じているのを分かって欲しいのではないか?」や、
「私は、話し手のあなたの気持ちを、こんな風に感じていますよ」を伝えていけたらいいですね。
言葉よりも感性で。
心のずっと奥の方にある、思いにより添いながら。。。
まとめ
傾聴を、やさしく丁寧に解説している「プロカウンセラーが教えるはじめての傾聴術」
対面でヒアリングをするお仕事の方は もちろん。
パートナーシップや近親者とのコミュニケーションの仕方や、基本となる心構えやスキルなどを学びたい方におすすめです!