こんにちは!
執着を愛に変える、性愛のタロット調律師サガールです。
さて今回は、OSHOトランスフォーメーションタロットの「Anger(怒り)」について解説します。
なお、こちらのカードは「2025年3月の、創門のテーマは」という問いを立てて引いたカードなので、門鑑定で創門の方も参考にしてくだいね。
ではここから、講話の一部を紹介します。
「怒りを感じるときは、それを誰かほかの人に投げつけても、抑圧してもいけません。
それは、ポジティブな方向に変容させることのできるすばらしい現象です。」
「怒り」が教えてくれたもの 〜第1チャクラの癒しの旅〜
感情を「変容」させるという選択
私はこれまで、怒りや悲しみなどのネガティブな感情を、ブレスワークやOSHOダイナミック瞑想を通して、何度も味わい、そして変容させてきました。
現在学んでいるタオタントラでは、身体にアプローチする呼吸法で自身を癒し、整えるプロセスを体験しています。
ちなみに東洋医学では、怒りは「肝臓」に宿るとされています。
講座で学んだボディワークを通して、私たちの身体は感情と密接につながっているのだと、まざまざと実感しています。
「楽しむ」という姿勢が変化を呼ぶ
話は打って変わって来月、私はマジュヌのブレス合宿に参加します。
そのきっかけになったのは、昨年9月に仙台で受けたブレスワークでした。
彼の「何でも楽しんでやろう」という姿勢にとても惹かれました。
楽しくなければ続かない――その言葉通り、仙台でのワークはとても楽しかった。
そして、この瞑想の醍醐味をもっと深く体験してみたい!という気持ちが、自然と湧きあがってきたのです。
ちょうどそのタイミングで、インド瞑想の旅の案内を目にしました。
心が大きく動いたのを覚えています。
今、振り返っても「あのとき行って本当によかった」と思っています。
すべての道は「第1チャクラ」に通じていた
「怒り」というテーマで、今回の投稿を考えていたとき、ふと気づきました。
私がこれまで出会ってきたあらゆるアプローチ。
OSHO瞑想、マジュヌのブレスワーク、二子渉さんのアーリートラウマへの心理的アプローチ、そしてタリカのタオタントラに基づいたセクシャルアルケミスト。
それらすべてが、「第1チャクラの癒し」という一点に向かっていたのだ、と。
第1チャクラとは会陰です。
それはつまるところ、生殖器のある場所です。
ここには怒り、悲しみ、嘆き、苦しみ……という人間のネガティブな感情が凝縮されているんですね。
私の場合は、父親の暴力に対する恐怖、暴力から母を守れなかった悔しさ、そして何より、子どもの自分を誰も守ってくれなかったという深い悲しみ。
もしかしたら、私はまだ十分に癒されていないのかもしれません。
けれども、完璧な癒しを目指さなくてもいい。
今はただ、焦らず、気負わず、この第1チャクラへのワークを味わいながら進んでいこうと思っています。
身体を通して、感情とつながる
タオタントラの学びを通じて、私は「身体と感情のつながり」を、より繊細に感じるようになりました。
繰り返しになりますが、感情は身体の部位に宿ります。
それぞれの臓器にフォーカスし、呼吸やボディワークを通して感じていくと、自分の内側に向ける意識がぐっと深くなります。
OSHO瞑想でも内面に意識を向けてきましたが、このアプローチはまた違った感覚があり、とても新鮮です。
性愛のタロット調律師サガールのひとこと

「ただ在る」という安らぎと出会った瞬間
怒りのエネルギーは、爆発するものではなく、じつは変容する力を持っています。
「熱くなっていて、人を殺したいそのさなかに-突然醒める」。
そんな瞬間が、呼吸にはあります。
それが私にとっては、「安らぎ」や「静けさ」でした。
言葉にするなら、「ただ在る」という感覚。
かつて私は、この安心感を女性の温もりや愛情に求めていました。
でも本当は、それは外にあるのではなく、自分の内側にあった。
その気づきこそが、私の怒りのエネルギーが変容した瞬間でした。
陰が極まるとき、陽へと転ずる
私たちはつい、ネガティブな感情を「良くないもの」として避けようとします。
でも、その感情をしっかり感じきることで、やがて光が見えてくる。
私はこれからも、自分の感情を否定せず、
その都度、まるごと味わいながら歩んでいきたい。
怒りも、悲しみも、苦しみも、私の中にある大切なエネルギー。
それを信頼しながら…。
陰が極まれば、陽へと転ずる。
そんな自然の流れに身をゆだねながら、私は今日も、自分の内なる旅を続けていきます。