トランスフォーメーションタロット「Desire(欲望)」の解説

こんにちは!
性愛のタロット調律師、村上たかのりです。
さて今回は、OSHOトランスフォーメーションタロットの「Desire(欲望)」について解説します。
なお、こちらのカードは「2024年11月の、官門のテーマは」という問いを立てて引いたカードなので、門鑑定で官門の方も参考にしてくだいね。

ではここから、講話の一部を紹介します。
「あなたを幸せにしてくれるものを、あなた自身の外側に探し求めるのをやめるときです。内側を見なさい。」

先日、パートナーシップの講座で、少人数に分かれたオンラインのお話会に参加しました。
受講生にスタッフが加わり、それぞれが最近の悩みや講座で取り組んでいる課題について話し合います。
私は来年、瞑想を探究するためにインドへ行くことと、そこで得た体験を活かしてリトリートを企画していることをシェアしました。
瞑想を行うことで心と身体がゆるむ感覚や、自分自身と深くつながる瞬間を、多くの人と共有したいという願いからです。

お話会の中では、受講生仲間の女性にリトリートの共催をお願いしました。
なぜなら、リトリート中に参加者が深い心の傷に触れると、感情や身体をコントロールできなくなり、心細く感じる場面があります。
そこに女性が寄り添うことで、安心安全の場がホールドされると思ったからです。
しかし、私の話を聞いた仲間からは「たかちゃんは、まだ足りないと思っているんじゃないか」というフィードバックをいただきました。
これは、グサリと刺さるひとことでしたね。

それは無意識に、「私は傷ついた女性を救えない」という思い込みがあることに気づかされました。
記憶を辿ると、10年前のある経験に起因しています。
当時、心に傷のある女性とつき合い、その人を救うことができなかったという心の痛み。
私は今もその思いを抱えつづけ、「まだ足りない」と外側に解決策を求めていることに気づきました。

性愛のタロット調律師たかちゃんのひとこと

解説には、
「それは人間のマインドから出来ている。秘密はなにもない……人間の欲望で出来ているのだ」
とあります。
今回の出来事は、心の痛みから共催者を求め、外側に解決策を探しつづける思い込みに気づきました。
しかし、不安を埋め合わせるのを外側に求めても、そこには「まだ足りない」という無限の欲望があるだけです。

もし、何かが「まだ足りない」と感じるときは、その奥にある不安を見つめてみることをオススメします。
その不安に向き合うのは、痛みを伴うこともあるでしょう。
ところが実は、あなたの痛みは本当の願いにつながっているのかもしれませんね。

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