去る7/15(月)、東京都内で満員御礼のなか、「性意識の変容ワークショップ〜オーガズムの向こう側〜」を開催させていただきました。
最初は少し緊張していた参加者もいましたが、段々とリラックスされていくなかで、「やって良かったな」という充実感に包まれた時間を過ごせました。
このワークショップを経て、あれから私が気づいたことをシェアしたいと思います。
現代社会が抱える深い課題
それは「愛とふれあいの不足が生む、男性の性への執着」です。
私たちの社会では男性の方が、性への執着が強い傾向があります。
しかし、これは単に「男だから〜」とか「女だから〜」という問題ではなくて、より深い心理的、社会的な要因が絡み合っています。
その根底には、幼少期における母親とのスキンシップの不足があります。
現代社会では、忙しさや核家族化、そして戦後の粉ミルクの普及によって、昔に比べてお母さんが赤ちゃんを抱っこしたり、おっぱいをあげる時間が減少しています。
この、ふれあいの不足が、後の人生における愛情表現や、異性に対する親密さへの渇望につながっているのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
その答えは、意外にもシンプルです。
1 : 自分自身との関係を見つめ直しましょう
呼吸法や瞑想を通して自己に意識を向け、自分自身に関心を持ちましょう。
「今、何が起きている?」
「本当はどうしたい?」
「それは身体のどこで感じている?」など、
自分自身と対話することで自身とつながり、自分を愛する感覚をつかむのです。
2 : 男性性と女性性の統合
自分の中の「男らしさ」と「女らしさ」の両方を大切にしましょう。
つまり、男性性の持つ行動力や論理的思考と、女性性のもつ感受性や共感力をバランスよく調えると、人生の幸福感や個人としての全体性を得られます。
3 : 触れ合いとぬくもりの再認識
そして最後に、ヨガや太極拳、もしくはダンスなどで、触れ合いとぬくもりの大切さを再認識しましょう。
自分の身体を大切にケアすることや、友人や家族との健全なふれあいを通じて、自分自身をやさしさで満たし、育んでいきましょう。
性愛のタロット調律師たかちゃんのひとこと
性への執着は、本当は「愛情」と「つながり」を求めているからかもしれません。
大切なのは、自分のことを好きになって、周りの人とのつながりを大切にすること。
そうすれば、パートナーや配偶者とさらに絆が深まり、愛に満たされた気持ちになれるはずです。
あなたも今日から、自分を好きになる小さな一歩を踏み出してみませんか?
それが、パートナーや配偶者とのやさしい人間関係につながって、幸せな人生を歩むきっかけになるかもしれませんね。