秋の日が、しだいにつるべ落としで暮れはじめると。

以前、情を交わしたあの人のことを思い出す。

何度か会ううちに。

どちらからともなく唇を合わせ、知らず知らずのうちに肌を重ねることになったんだけれど…

なんだろう、釈然としないなにかが残っている。

あのとき ちょっと引っかかったこと。

それは、、、

なんで彼女はオーラルさせてくれなかったのだろうか、と

今でもあの時の言葉は耳に残っている。

「そんなことしたらばっちぃよ」

薄れゆく記憶の断片ではあるのだけれど。

キスはOK。

挿入もOK。

でも、オーラルはダメ、、

失った恋は、もう取り戻せないけれど

俺はどうしてもオーラルがしたいんだ!と、女性に強要したら元も子もないのはわかってる。

でも今の私なら、あの時の私にこう言いたい。

彼女の好きだったムレスナティーでも飲みながら、白いシーツの上でちょっと一息ついて。

ハイビスカスの花が大好きだった彼女に、聞くともなくつぶやいてみたらよかった。

「なんでオーラルはダメなんだろうねー」と。

そっと彼女のかたわらに寄り添い、うんうんと頷きながら。

ただ、浮きつ沈みつする彼女の心に浮かぶ雲のようなわだかまりの一つひとつを、2人でシェアしてあげればよかったな。

そうすれば、彼女が知らないなにかを気づくきっかけになったかもしれないのにね。

複恋門(ふくれんもん)鑑定士アキラのひとこと

アキラ
幼い頃のネガティブな出来事は、パートナーが変わっても跡を引きます

たとえば。

・幼少期に親がセックスをしている現場を見てしまった。

・結婚前に異性と交際することに親が異常に厳しかった。

・付き合っていた男やパートナーに、したくもないセックスをいつも強要されていた。

このような出来事は、心の奥にセックスとは汚らわしくて はしたないこと、としてずっと刷り込まれます。

本人は心にフタをして、とうの昔に忘れてしまっていますが。

もしもセックスの時に、あんなことやこうして欲しいを、バートナーの男性に言えないとしたら。

このようなセックスに対するネガティブマインドが、無意識のうちに心の底に埋もれてしまって。

後ろめたい気持ちになって、パートナーに気持ちを伝えたくても言えないのかも知れません。

でもね。

私に言わすと。

そもそも男性がセックスのときに。

会話で女性をリラックスして差し上げられないのもいかがなものかと思いますけどね。。

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この記事を書いた人

村上 孝徳

門認定アドバイザー 有限会社 鳥彰勤務
24歳で実家である鶏肉店を継ぐために帰省。
その後、2度の離婚を繰り返し、何度か女性とおつき合いを繰り返したが、すべて上手くいかなかった。
摂食障害になり、今後の生き方を見直そうと決意する。
パートナーシップについて向き合ううちに、女性心理について探求していく中で、古来中国の叡智である「門(もん)」に出会う。
その後も心について学ぶ中で、満たされている自分を実感。
現在は、鶏肉店を経営しながら、門認定アドバイザーとして活躍中。
生き辛さを抱えたお母さんの気持ちに寄り添い、ホッとする安心感と自分軸を取り戻すヒントをお伝えしています。

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