秋の日が、しだいにつるべ落としで暮れはじめると。
以前、情を交わしたあの人のことを思い出す。
何度か会ううちに。
どちらからともなく唇を合わせ、知らず知らずのうちに肌を重ねることになったんだけれど…
釈然としないなにかが残っている。
あのとき ちょっと引っかかったこと。
それは、、、
なんで彼女はオーラルさせてくれなかったのだろうか、と
今でもあの時の言葉は耳に残っている。
「そんなことしたらばっちぃよ」
薄れゆく記憶の断片ではあるのだけれど。
キスはOK。
挿入もOK。
でも、オーラルはダメ、、
失った恋は、もう取り戻せないけれど
俺はどうしてもオーラルがしたいんだ!と、女性に強要したら元も子もないのはわかってる。
でも今の私なら、あの時の私にこう言いたい。
彼女の好きだったムレスナティーでも飲みながら、白いシーツの上でちょっと一息ついて。
ハイビスカスの花が大好きだった彼女に、聞くともなくつぶやいてみたらよかった。
「なんでオーラルはダメなんだろうねー」と。
そっと彼女のかたわらに寄り添い、話す言葉に耳を傾けながら。
浮きつ沈みつする彼女の心に浮かぶ、雲のようなわだかまりの一つひとつをただ、2人でシェアしてあげればよかった。
そうすれば、彼女自身が知らない何かを、気づくきっかけになったのかも知れない。
複恋門(ふくれんもん)鑑定士アキラのひとこと

「幼い頃のネガティブな出来事は、パートナーが変わっても跡を引きます」
たとえば。
・幼少期に親がセックスをしている現場を見てしまった。
・結婚前に、異性と交際することに親が異常に厳しかった。
・付き合っていた男やパートナーに、したくもないセックスをいつも強要されていた。
このような出来事は、心の奥に「セックスとは汚らわしくて はしたないこと」としてずっと刷り込まれます。
そして当の本人は、心にフタをして、無意識に忘れてしまいます。
もしもセックスの時に、あんなことやこうして欲しいを、バートナーの男性に言えないとしたら。
セックスに対するネガティブマインドが、潜在意識の心の底に埋もれてしまい、
それらは後ろめたい気持ちとなって、パートナーに気持ちを伝えたくても言えなくなるのかも知れません。
でもね。
私に言わすと。
そもそも男性がセックスのときに。
女性とリラックスした雰囲気になれないのは、パートナーと本音の話し合いができていないのではないでしょうか。
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