※ 今回の記事は、セッションを受けてくださったY・Oさん(仮名)ご本人の許可をいただいた上で、体験の一部をご紹介しています。
先日、山口県にお住いのY・OさんとLINEでセッションを行いました。
「バイト先で12歳年上の男性と知りあった。
恋に落ちた。
私にとっては初めての男性だった。
夢中になり
19歳で結婚した。
毎晩、求められた。
手に入れた愛される女のよろこび。
幸せだった。
そんな夢のような日々を過ごしていたが、次第に翳(かげ)りが見えはじめる。
ある日突然、夫に「気になる人ができた」と告げられた。
ショックだった。
次第にお互いの意見が合わなくなった。
たわいもない事でケンカを繰り返し、あれほど交わしていた会話も減っていく。
肌を合わせることも無くなった。
12年後、31歳で離婚。
半年後、故郷に帰り、気晴らしでパチンコ屋に行った。そんなある日のこと。
いつものように、パチンコを打っていると突然、見知らぬ客から手紙を渡された。
びっくりした。
家に帰って封を切ると、生真面目そうな文字が便箋(びんせん)一杯に書き記されていた。
「ずっと前から気になっていた」と。
数日後の夕方、郊外にあるデパートで待ち合わせた。
男に、食事をごちそうしてもらった。
その後、店の駐車場へ場所を移して話しこんだ。
夜の暗闇にたたずむ車内で、次第に熱を帯びた男の瞳が近づいてくる。
高なる心臓の鼓動。
半ば強引にキスを奪われた。
心地よさが全身を包みこむ。
激しくてやさしいキスだった。
それから二時間あまり彼の腕の中で、キスとおしゃべりを繰り返した。
火が点いた彼は、私をホテルへ連れて行きそうになったが必死で止めた。
彼には軽い女に見られたくなかった。
その日は夜も明けてきたので、しぶしぶ男は帰った。
彼には帰る家があったからだ。
男の方から、実は結婚していることをカミングアウトされた。
それでも構わなかった。
気づいた時には好きになっていた。
もう迷わない。
心に決めた数日後
男と逢うと、女の運転する車でホテルへ向かった。
彼をベッドに寝かせ、馬乗りになった。
彼のモノをあてがい、肌を重ね合わせる。
もう、ゆきずりの男と女ではなかった。
それからも、彼の妻の目をかいくぐりながらデートをつづけた。
午後5時を過ぎても家に帰っていないのがわかると、決まって妻から執拗(しつよう)に電話がかかる。
何かを感づいているのだろうか?
二人が いつものように密会をした後
彼が家に帰って、ささいな事で妻と口ゲンカになり、気まずい雰囲気で寝静まった深夜。
夜中に気配を感じて目をさますと、妻が枕元に至近距離でおおいかぶさっていた。
生あたたかい吐息(といき)が顔にかかる。
妻の手元に目をやると、アイスピックを持っていた。
「浮気したら、あんたを殺して私も死ぬ」と告げられた。
(こんな彼との関係も、何度目かの別れと仲直りを繰り返しながら現在に至る)
そんな ある日のこと
彼と ちょっとした事でトラブルになり、ケンカをして会わずにいた時に、出会い系サイトで 他の男性と知りあった。
20歳年上の画家だった。
外車を二台所有し、気ままな一人暮らしを謳歌(おうか)するお洒落な画家。
親しくなった画家の家で晩御飯をご馳走になり、情熱に押し切られてベッドインしてしまった。
彼に画家とのことを話すと、「◯◯(普段、二人でいる時の彼女の呼び名)の幸せのためなら僕は身を引くから」と、彼の方から別れを切り出された。
身を切り裂かれるような辛さに耐えられない。
女は彼と別れたその足で、これまでのことを忘れようと画家の元へ。
ずっと愛する人のそばにいたかった。
しかし、画家は芸術に身を捧げる日々を送っている。
毎年おこなわれる二科展への出展や、自身の運営する絵の教室などの活動のためだった。
それでも何かできることはないかと、画家のために世話を焼こうとすると、とたんに機嫌が悪くなる絵描きの眼差し(まなざし)。
画家の感性は、愛情さえも受け入れてはもらえなかった。

許してもらえない寂しさが募り、気がつけばパチンコ屋で彼を探していた。
そしてついに、再び彼を探しあてた。
束の間、見つめあう。
どちらからともなく店を出て、ホテルへ…。
今は、二人の男の間を揺れ動いている
「私はこの先、どうすればいいのでしょうか?」
という Y・Oさんの質問でした。
『追伸』
先日、彼女からメールが届いた。
「画家と別れて彼とやり直しました。
これから どうなるのか分かりませんが、彼とゆっくりやっていきます。」という内容だった。
倫理も道徳も関係なくて
ただ彼の温もりを感じていたい。
名前も生年月日も知らないし、写メを撮ることも許してくれないけれど。
彼の指先が体をなぞるだけで心地よくて、じっと見つめられるだけで心の奥が熱くなる。
潤う身体と、満たされる悦び(よろこび)に正直でいたいだけ。
それが答えだと感じています。
私はスマホをそっと閉じた。
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