私が中学生くらいの頃だと思います。

小林克也さんの「ベストヒットUSA」という洋楽番組を見ていました。

懐かしいですね(笑)

その時にはじめてクイーンを知りました。

伝説のバンド「クイーン」のボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生をつづった自伝的映画です。

ツアーは成功し、フレディはいよいよ成功への階段を昇りはじめますが、満たされない孤独を抱えます

なぜなら彼はずっとあることを妻に隠していたからです。

夫の様子がおかしいことに気づいたメアリーは、彼に真実を話すようにうながします。

すると、、、

もっとも印象的だったシーンは、フレディが妻のメアリーにゲイ(同性愛者)であることをカミングアウトするシーンです

メアリーが失意のどん底に突き落とされるこのシーン。

夫の告白を聞いた後にメアリーが「あなたが悪いんじゃないから苦しいの」と言いながら悲しみをこらえきれないところは身に詰まされました。

その後、アルバムは世界的なヒットを連発し、不動のバンドの地位をつかんだフレディは富も名声も手に入れます。

それでも絡みついて離れない心の渇き。

夜ごとパーティーを開き、不特定多数のゲイと肌を重ねてその場限りのぬくもり求めつづけるフレディ。

メアリーへの愛と、満たされない心の渇きの狭間で、フレディは深い矛盾を抱えます。

そういえば昔、私はある人に言われたことがあります

「あなたはわざわざ幸せになれない人とつき合っている」と。

あの頃の私は、今とはまったく考え方が違っていましたね。

心を満たし調える手段(すべ)も知らなかったですし、愛の伝え方も知りませんでした。

今でも下手くそだと思います。

女性をお食事に誘ったりするのはなんとかできるようになりましたが(苦笑)

自分に幸せになる許可を与えていなかった。

だからわざわざ幸せにはなれない人を好きになる、という矛盾を抱えていたのでしょう。

そんなことをあの人は伝えたかったのでしょうね。

複恋門(ふくれんもん)鑑定士アキラのひとこと

アキラ
やっぱり最後は愛ですね

エイズに感染している事がわかったあと。

彼はバンドのメンバーと和解し、ライヴ・エイドのステージに立つことを決意します。

バンドはフレディのホームであり、彼の愛そのものだったことに気づいたからです。

ゲイである自身の囚われに翻弄されたフレディの苦悩と、天が与えた音楽という天賦(てんぷ)の才が彼の生涯を万華鏡のように彩った映画「ボヘミアンラプソディ」

音楽は彼の魂のミッションであることに気づいたラスト21分のライヴは圧巻でした!

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この記事を書いた人

村上 孝徳

門認定アドバイザー 有限会社 鳥彰勤務
24歳で実家である鶏肉店を継ぐために帰省。
その後、2度の離婚を繰り返し、何度か女性とおつき合いを繰り返したが、すべて上手くいかなかった。
摂食障害になり、今後の生き方を見直そうと決意する。
パートナーシップについて向き合ううちに、女性心理について探求していく中で、古来中国の叡智である「門(もん)」に出会う。
その後も心について学ぶ中で、満たされている自分を実感。
現在は、鶏肉店を経営しながら、門認定アドバイザーとして活躍中。
生き辛さを抱えたお母さんの気持ちに寄り添い、ホッとする安心感と自分軸を取り戻すヒントをお伝えしています。

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