秋晴れの空がすみわたる9月の週末。
私はバイクに乗り、岡山へと向かった。
今年の正月に あるコミュニティの新年会でお会いしたことのある女性と会うためだった。
高速道路に入る刹那、愛機のエギゾーストノーストが冴えわたる。
ホンダテクノロジーの結晶、インライン4が加速するこの瞬間。
脳味噌が後ろに吹っ飛んでいくこの感覚だけは誰にも譲れない。
しばらくして坂出ジャンクションを通り、私は本州へと向かった。
瀬戸大橋に吹く風が心地よい。
遠くまで瀬戸内海を見渡しながら岡山県に入った。
岡山のジャンクションから山陽道を西へと向かう。
しばらくして私は、岡山市から2.30km離れたひなびた町へ着いた。
江戸時代のころに栄えた宿場町だったという。
趣のある通りで彼女と待ち合わせると待ち合わせ時間に彼女はあらわれた。
X.Yさん(仮名)だ。
普段からオンラインで連絡を取り合っている彼女と まずは「チーズタルト専門店 リトル」へ向かう。
久しぶりの再会を祝してパチリ☆
それから私は、予約していた歴史を感じさせる造りの和食の店「お食事処 邑楽里(ゆらり)」へと案内させてもらった。
導かれるままに、素晴らしく手入れのゆき届いた日本庭園のそばの席へ座る。
ほどなくして女将(おかみ)と話を交わしながら、おすすめのコースを頼んだ。
玄米麺と丁寧に味付けされた地元で採れた野菜をいただく。
滋味深いお料理を味わいながら、私たちは男の本音と女の本音について語り合った。
もちろんここでは書けないことも。
子供を3人育て上げた彼女は、
母としての務めを終え、永年にわたる「子育て」という肩の荷を降ろした。
そして自身の女性性、つまり妻であり母である以前の1人の「女」を取り戻すべく、情報発信の大海原を泳ぎ始めた。
それはあたかも水をえた魚のように。
持って生まれたアビリティを取り戻し始めた彼女は、
少しずつめぐり始める。
移りゆく季節の中で
様々な街を
湧きでる泉のような感性のおもむくままに。
話は尽きず、同じ通りにある古民家風のカフェへと私たちは場所を移した。
ここでも私たちは様々な話をした。
彼女のプライベートのこと。
お互いの生まれ持った囚われや、命運の持つ意味。
男と女の間での気の循環のさせ方を。
名残りは尽きなかったが時間は待ってはくれない。
私たちは固い握手を交わし、次の再会を期した。
家に帰ると彼女からLINEをもらっていることに気がついた。
「楽しい時間をありがとうございました😊
アキラさんのお店のチョイスもさすがですね!(カッコ)」
「次は三ノ宮でワインでも飲みましょう♪」とLINEを返して、私はiPhoneを閉じた
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