不倫や浮気、離婚などの複雑にこじれた恋愛がらみの不満を、スッキリ解消していただく複恋門(ふくれんもん)鑑定士の平井 明です。
映画「グレイテスト・ショーマン」を観てきました。
前評判どおりの素晴らしい映画でした。
とくに印象に残ったのはスウェーデンの歌姫ジェニー・リンドがバーナムへの思いを込めて「Never Enough」を歌うシーン。
イントロが始まり、心の奥に空いている穴をなぞるように歌うジェニー。
Aメロのところで、ちらりと舞台のそでで彼女を見守るバーナムに微笑みかけます。
このあたりで、彼女のうちに秘めた女心がかいま見えますね。
そこから段々とボルテージを上げていくところは、まさに圧巻!
情感が溢れかえっていて、おもわず全身に「ゾワゾワーッ!」と鳥肌が立ちました。
帰ってからも興奮が冷めやらず、サビが耳に残って離れません。
しかし何故、ここまで琴線(きんせん)に触れるのでしょうか。
たぶん誰しも一つや二つ、心に傷を負っていたり、闇を引きずっていたりする中で。
その頃のことを「Never Enough」の歌詞と照らし合わせて共感する。
いや、だけどそれだけじゃない。
一晩たって思ったことは、恋愛ってやっぱり人間の根源的なテーマなんだと思います。
いくつになっても、誰であっても、どのような恋であっても。
たとえ不倫や、許されざる恋であったらなおさら。
そんな悲しみや切なさを、いくつか繰り返すうちに大人になると、心にフタをする術(すべ)を身につけてしまいます。
何事もなかったような顔をして。
しかし いくら、取りつくろい方を身につけたとしても、理屈で人を好きになったりはしませんね。
「ビビビッ!」ときたら好きになっていた、というのは本能レベルの感情なんで、こうなったらどうしようもない。
気になって気になって、寝ても覚めても忘れられなくなってしまうのが恋。
そのような経験を誰しもが抱えている中で、サビの「never be enough」(満足しない)を聴いた時、心の底に澱(おり)のように沈んでいたものをゆらりとかき混ぜられました。
恋愛はゆうに及ばず、今の環境のことやこれまでのこと、そしてこれからのことなど。
さまざまな思いを揺さぶられたのでしょう。
翌朝、歯を食いしばって寝ていたせいか、寝違えたみたいに首がバキバキでした(笑)
まだイタい(苦笑)
複恋門鑑定士アキラのひとこと
過去の出来事を無かったことにすることはできません。
しかし、自己分析手法「門(もん)」によって、自分と相手との関係性の「認識」を改めることで、上書きしなおすことは可能です。
いい思い出だった、と。
過ぎてしまったわだかまりをひも解くときに役立つのが、門の相関関係図。
私も長年くすぶり続けていたわだかまりを、スッキリ手放すことができました。
しらずしらずの内に積もり積もった心の澱(おり)に気づかせてくれた映画「グレイテスト・ショーマン」
落ち着いたらまた観に行きたいと思います♪