身体知(しんたいち)とは、まるでティラミスのようなものだと思う。
コーヒースポンジのほろ苦さと、マスカルポーネクリームのコクのある甘さ。
ちなみに私も今週、57歳を迎える。
コクはあるけどキレは無いお年頃なのであーる(プレゼント受付中です♡)
話が横道に外れました。
別々に食べれば相反するように感じるのに、一緒に口に含むと渾然一体となり、多層的なハーモニーが生まれるティラミス。
身体知もそれと同じで、バラバラに見える「身体」と「知識」が結びついたときに、初めて深い味わい(気づき)が生まれる。
そして私のカウンセリングでは、心と身体を紐解きながらセッションを進めていく。
例えばあるときは、シェイキングと呼ばれる気功の前に行う準備運動をカウンセリング中に行うこともある。
すると、身体を揺らすだけで緊張がゆるみ、思考に偏っていた応答が変わり、言葉が感情からあふれてくるようになる。
さらにタオの呼吸法を取り入れると、身体の輪郭を感じられ、お顔の表情がふっとやわらぐ。
そんな「今ここ」に戻る体験こそ、クライアントさんにとっての大切な気づきになる。
なぜ私がこんな型破りなやり方を好むのかといえば、Zenmetry社の長友好江さんの「自分のモチベーションのDNAがわかる」というセッションを受けて気づいたことがあるからだ。
私自身の「没頭する対象」は、ひとことで言えば“変化が感じられるプロセス”。
ただ、このプロセスは、頭だけで理屈を積み上げても、私の情熱は燃えないのである。
五感で感じる変化、心と身体が同時に「わかる」瞬間こそが、私にとっての情熱なのだ。
その時、私の脳内では「傷だらけのローラ(byヒデキ西城)」が流れるのであーる♪
だからこそ、形式にとらわれないプロセスは、さながらバミューダトライアングルゾーン!
私自身が予測不能で、面白い展開にワクワクドキドキしてしまう。
そんな旅路を、これからもクライアントさんと共に楽しんでいきたいと切に願う
(心理カウンセリングのクライアントさん募集中です)。