OSHOトランスフォーメーションタロット「Becoming Centered(中心が定まる)」の解説

こんにちは!
執着を愛に変える性愛のタロット調律師、サガールです。

さて今回は、OSHOトランスフォーメーションタロットの「Becoming Centered(中心が定まる)」について解説します。

なお、こちらのカードは「2025年5月の、官門のテーマは」という問いを立てて引いたカードなので、門鑑定で官門の方は、参考にしてくださいね。

ではここから、講話の一部を紹介します。
「中心が定まったままでいることです。
他人の意見や、あなたをあちらこちらへと押しやる他人の企てに操られるのを、自分に許さないように。
他人のレベルに落ちてはいけません。」

これは、今の私にとって深く染みわたる言葉です。
かつての私は、パートナーの顔色を伺い、言いたいことも言えずに、ただ“関係を続けること”に執着していました。
その裏には、「別れたくない」「見捨てられたくない」という怖れがありました。
そうして私は、他人の世界に軸を預け、自分の心を置き去りにしていたのです。
でも、心の学びを重ねる中で、その恋愛パターンは、共依存だったと気づきました。

そんな私が参加した、ある10日間のブレストレーニング合宿。
寝食をともにする“雑魚寝”スタイルは、正直きつかったです。
夜中のいびきやトイレの足音、おならで目が覚めることもしばしば…(苦笑)
でもお陰さまで今では、カプセルホテルでもぐっすり眠れるほどに、どこでも自分のスペースを保てるようになりました。

合宿の終盤、ある方が私にこう声をかけてくれました。
「サガール。あなたは、サガール王国の国王になるのです」
その瞬間、私の中に浮かんだのは、くつろいだライオンの姿でした。
威張ることなく、でも存在感がある。
強さと余裕をまとった王の姿です。

性愛のタロット調律師サガール

人は誰でも、自分だけの王国を持っている

それは誰にも侵すことのできない“神殿”のような場所。
10日間、毎朝行われたOSHOのダイナミック瞑想で、私はその“聖域”に触れました。
マントラを唱えるうちに、ふっと訪れる観照の感覚。
感情の波に巻き込まれず、それをただ見つめる心のスペース。
そこには言葉にできないほどの至福が、確かに存在していたのです。

私は学びました。
おもねることなく、威張ることなく、誰かを支配することなく、
ただ、自分の至福でくつろぐこと。
それこそが、他人から自分を守り、自尊心を育てるということなのだと。

今も日々の暮らしの中で、感情の波はやってきます。
でも私は、その波に飲まれず、ただ観ていられる自分を育てていきたい。
そう願いながら、これからも瞑想の旅を続けていきます。

誰に何を言われても、どんな混乱の中にあっても、
「中心が定まったままでいること」。
それは、誰の外にもない——
私たち一人ひとりの、心の中の王国から始まるのだと、今ならわかります。

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