先日、息子と話をするために神戸へ行ったのには訳があります。

大学の春休みが始まった2月8日から、息子が大学を休学したためです。

先月に、成人式で帰省していた息子と会った時には「世界をバックパッカーで放浪したい」という夢を聞いていたので、気持ちにちょっとスペースが空いたのですが。

今回は、その後どうしているか様子を見てみたかったからです。

昼ご飯を食べてから

近所の洋食屋でランチをすませてから、早速カウンセリング形式でヒヤリングを始めました。

「休学中に私は何をするべきか?」という問いを立てて引いたカードがこちら「CLINGING TO THE PAST(過去への執着:執着を手放す)」

どうやらなにかに囚われているようです。

そのあと、いくつかの問いかけをしながら、本人の中にある本当の望みに気づいてもらいながら話を進めました。

最後に、今日のまとめということで引いたカードは「THE MASTER」

己が己を導く、という意味です。

「自分なりにこれから、やりたいことにtryしていこうよ」というところで話は終わりました。

話を終え、数日してから気づいたこと

息子の話を聞いていると、いつしかアドバイスしそうになる自分がいます。

親ならば当然の感情なのかしれませんが、たびたび傾聴のスタイルから逸脱しそうになりました。

実際、翌日の9日に一緒にランチを食べた時には、バウンダリーを超えて説教してしまいましたし(汗)

今の息子の状況は、私の中のどんな感情に反応しているのでしょうか?

あれから数日経ち、違う角度からの気づきがあったのでシェアしたいと思います。

子供が親の期待通りに育たない原因は、親にメリットがあるから?

ひとつ気づいたのは、休学した息子のことを気遣っていると、私の中の罪悪感が満たされる、ということです。

私が幼かった頃、私の父親は酒乱でDVがひどく、日常的に母親が殴られるのを見て育ちました。

で、このような家庭に育った人と同じように私は、親のケンカを見るのが嫌でした。

ただ、この親のケンカを見るのは嫌だ、という感情にはもうひとつ裏があります。

罪悪感です。

父親の暴力から母親を守れなかった、というみじめさ=罪悪感。

この罪悪感が抑圧されたまま大人になると、本人が気づかないうちに様々なシーンで影響を及ぼします。

親との関係やパートナーシップ、子育てや社会的な人間関係など。

つまり親のケンカを止められなかったみじめな気持ち(=罪悪感)が潜在意識となって、幼かった頃の自分が満足するような後ろめたくなる現実を、今でも作り出すのです。

そして今回のケースは、息子のことをどうすることも出来ないという私の中の無力感が、私の中にある幼かった頃の自分と反応して、息子に対してバウンダリーを超えた対応をしてしまったのでしょう。

ほっこり門鑑定士 たかちゃんのひとこと

心のことを学んだ中で、他人は変えられない、というのがあります。

変えられるのは自分だけです。

自分と向き合い、囚われに気づくと、悩みと自分との間にスペースができ余裕が生まれます。

そうすると、これまで悩んでいたあれやこれやが、肯定的な「どっちでもいい」という状態になります。

で、今の息子の状況を振り返ってみれば。

これまで親や目上の人の言われた通りに従ってきた彼が初めて、「このままでいいのか?」という風に思って休学という選択をしたことは、自我が芽生えたいい傾向かもしれません。

「これでいいのだ」という風に本人が納得できるようになる迄には、まだしばらくは時間はかかりそうですが。

タンポポのわたぼうしのような思いを取捨選択しながら、信用、信頼をこつこつ積み上げていくのが得意な陽財門の彼らしい道を歩んでもらいたいと思います。

ま、親は結局、何だかんだと口出しするよりも、息子のことを「これでいいのだ」と思えるようになるのが先決なのでしょうね(汗)

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この記事を書いた人

村上 孝徳

門認定アドバイザー 有限会社 鳥彰勤務
24歳で実家である鶏肉店を継ぐために帰省。
その後、2度の離婚を繰り返し、何度か女性とおつき合いを繰り返したが、すべて上手くいかなかった。
摂食障害になり、今後の生き方を見直そうと決意する。
パートナーシップについて向き合ううちに、女性心理について探求していく中で、古来中国の叡智である「門(もん)」に出会う。
その後も心について学ぶ中で、満たされている自分を実感。
現在は、鶏肉店を経営しながら、門認定アドバイザーとして活躍中。
生き辛さを抱えたお母さんの気持ちに寄り添い、ホッとする安心感と自分軸を取り戻すヒントをお伝えしています。

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